エジプトでガイドの仕事をしていたんで、(ギザ)のピラミッドは毎週見ていました。
まぁ、定番中の定番。(ギザ)のピラミッドを見ないツアーは無いからなぁ。
カイロ(首都)からバスで1時間弱の郊外に(ギザ)はあって、ドーン!と3基のピラミッド(クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド、大きい順)がそびえ立っています。
そのすぐ近くまで町が来ているので、初めての人は(砂漠の中にあるんちゃうの?)みたいな感じやと思う。上の写真は、町から撮影していますが、ピラミッドの後ろは砂漠になっています。
今から4,000年末に建てられたもので、古代エジプトのの建築技術の素晴らしさも見ることができます。
一部(回廊)も残っていて、そこを見学すると、積まれている石の大きさ、形の違いに気が付きます。
同じ大きさやと、地震などで崩れやすいということで、斜めに切った石、または角をくさび状に切り込んで、積み上げています。地震などでズレない、崩れない工夫がされいます。古代のエジプト人、超天才!
古代の頃は、(仕上げ)に化粧岩で覆っていたと言われていますが、現在(化粧岩)はなくなって、積み上がった(石灰岩)だけが残っています。
この日(写真)は休みの日やったので、たくさんの家族、エジプトの子どもたちが(ギザのピラミッド)に来ていました。
この積み上げられた(石灰岩)の大きさもまちまちです。1番下に置かれた(石灰岩)は2メートル近くの大きさになっています。一節では約20万個の石で、この1番大きなクフ王のピラミッドができています。
また積み上げた石が飛び出ないように、ピラミッドの中心に向かって、かすかに傾けて積み上げてるそうです。
やっぱり古代エジプト人は天才やわー!
大スフィンクスは1基、2番目に大きい(カフラー王のプラミッド)の前に座っています。この有名なスフィンクス、もともとは岩山を削って作っていたようですが(古代エジプト人、彫刻も最高にウマい!)、風化が進んで修復作業が進み、ブロック状に切った石を当て込んでいるので、パッとみると(このスフィンクスも石を積んで作ってる?)みたいな感じになっています。
写真は30年も前のモノなんやけど、修復された(今の)写真をみても、そんなに変わってないなぁ! けど、前足がちゃんとついてるわ、今は。昔はなかった。
でも、実際に見ると、思ってたより(小さいなぁ)と感じる人が多いようです。まぁ、他のエジプトの遺跡がデカすぎるのもあるんやけどなぁ。
このころぼくはガイドの仕事柄、エジプトの歴史、遺跡の勉強をしていたんやけど、そのときに遠い(メキシコ)にもピラミッドが存在するのを知りました。
時は延々と過ぎて、ぼくはエジプトを離れ、タイに8年住んで日本に帰りました。日本に住みだして、しばらくして(あ~、たびに行きたいなー)と思った時、(そやそやそや、メキシコにピラミッド)を見に行こう!と思いました。
チケットをポチって、ビューン!とメキシコに行ってきました。
叶う夢もあるでぇー、最高やわ!!
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