映画はそんなにオモシロくなかった(個人の感想)けど、女優の倍賞千恵子さんはスゲー(凄い)と思った。ウィキペディアで見ると81歳(映画の中では78歳の役を演じていた。って、映画の役をまだ演じているって、やっぱりプロです!
顔のシワなんかを見ると、やっぱりおばあちゃんの倍賞千恵子さんやけど、姿勢は良いし、動きも81歳とは思えないほどシャキッとしている。
カラオケを歌っているシーンがあったけど、ウマいのでそれなりの肺活量を保ててる、まぁ健康な81歳なんやと言うのがわかった。
品もあるので、なんか(庶民的な老人!)と見れなかったのが、この映画をオモシロく感じなかった原因なんかもしれない。
倍賞千恵子さんは、まぁ(一流の老人)やと思うけど、こんな老人になれる人は、全体の何%くらいなのか?
デパート(セントラルワールド)に映画館があるけど、めちゃめちゃ巨大です。
チケットの自動販売機、クレジットカードを利用して購入。280バーツ。
まぁキレイでイスも最高の映画館です。
日本の映画、お昼一番の時間てのもあってか、お客さんは6、7人でした。
エカマイの映画館よりちょっと寒かった。
で、この映画(PLAN75)の感想やけど、【75歳になると安楽死を選べる法律ができて!】てのが物語の柱なんやけど、それを選ぶ老人(特に主役の倍賞千恵子さん)の(決断・決心)というところには、別に焦点があたっていませんでした。
この(未来の)法律てのにも、そんなに重さがなかった。
で、人の姿(まぁこの映画は、ほぼ老人が出てるんやけど)にも、さほどドラマチックな感じを受けなかった。
スラスラ、サーサーと流れていく物語を、じっと見てて(もう終わり!)という感じでした。
でも、ひょっとすると(死)なんて、そんなもんなのかもしれない?
自分の死、家族の死、愛するペットの死などは、特別扱いするけど、世の中、毎日、(死)なんてゴロゴロ転がってると言っても言い過ぎではないと思う。
そうすると、この映画の(淡々)さは、(現実の死)感じを上手く表現しているのかもしれない。
わからんけど!
まぁ、ぼくにはオモシロクなかった!と言うだけのことです。
重く暗い映画を寒い映画館で見て、外に出るとバンコクの空が広がっていました。
熱すぎない風を身体に浴びると(ぼくは生きている)のを感じることができた。
それでは、キレイな店員(ジョイ)さんがいるカフェで休憩して、走りに行ってきましょう!
目標は倍賞千恵子の様なおじい!になることです。
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