ルクソール神殿のオベリスクを見上げて。古代の人も、みんな働いていたんやなぁ!

海外旅行

エジプト、ルクソールの町にそびえる(ルクソール神殿)は、(カルナック神殿)の付属の神殿と言われている。

大きな門の前に立つと、2体のラムセス2世の座像と、約25メートルのオベリスクがそびえています。

もう1本のオベリスクは、パリ(フランス)のコンコルド広場にもっていかれて、パリのシンボルの1つになっています。

ルクソール神殿のオベリスクをパリに持っていくって、なかなか凄いことで、うまくオベリスクを寝かすように台座から外し、船に載せてパリまで運んでいったんやなぁ。

そう考えると、やっぱりそこには労働者がいて、その(仕事)なんやなぁ。

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踊り子たちの壁画

ルクソール神殿にある壁画。

バク転のような踊りと、楽器(シストラム)を振る女性が描かれています。これも(演奏者)(踊り子)という仕事です。

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古代エジプトの彫刻家

古代のエジプトにも、それぞれの仕事ってのがあって、現在のわれわれのように毎日仕事をしていた!と考えると、人間の暮らしは(今もむかしも)それほど変わってないのかもしれないなぁーなんて思うことがある。

オベリスクには古代エジプトの聖刻文字(ヒエログリフ)でテキストが彫刻されているし、ラムセス2世の座像も彫刻です。

エジプトを旅すると、大量の石像をみるし、神殿をたずねると壁いっぱいの壁画をみます。そう考えると、どれだけの(彫刻師)が働いていたんか?と思ってしまう。

もちろん、その前に(建築士)がいて、建物のデザインを(地質学者)などと相談して、ここにこんなデザインの神殿を建てよう!ということになって、建設のときはたくさんの労働者(建築士)が働いて、たぶんできたところから(彫刻師)が彫刻をし、色を付ける人たちが、色を塗っていくという仕事をしるんやろなぁ。

また、別のところでは、石を切り出す労働者が働き、その石を彫刻してラムセス2世の座像を作り、それをルクソール神殿のモンの前まで運ぶ人、運ばれた座像を設置する人などなど、それぞれの仕事をこなしていってるんやろなぁ。

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ロータスをデザインした柱
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スフィンクスが並ぶ参道

仕事が終わって、現場を離れると、まっすぐ家族のもとへ帰る人もいれば、ちょっと飲んでいこう!という人なんかもいて、ほんまに今のわれわれ(サラリーマン)と変わらん生活やわ。

古代のエジプトにもワインやビールがあったことはわかってるし、また(パピルス)の記録に(酔っ払って、仕事に来ず、首になった労働者もいる)みたいなのものこっているそうです。

(ルクソール神殿)を作った古代の人達は、(自分の労働)が今、世界の財産になるとは思っても見なかったと思うけど、(人間の労働)とは、やはりそういうものである事に違いない。ぼくは、そうおもってるけどなぁ。

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ルクソール神殿の中になるモスク

ルクソール神殿の中にモスクが建っています。

あとからエジプトに入ってきたイスラム教の人が、ここにモスクを作ったようです。

壊れた神殿の石も転がってるし、神殿の一部を壁につかってモスクを作っちゃおう!と建てられたようです。

歴史が重なり、オモシロイこともたくさんあります。

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